次世代型コーヒーミル「Sette270W」の機能がやりすぎだと感じざるを得ない。
IoTの波はミルにまでやってきました。
キーコーヒーは、アメリカ・シアトルにある世界有数のコーヒーミルメーカー、BARATZA(パラッツァ)が開発した次世代型コーヒーミル
「Sette270W」
の取り扱いを2017年春から開始するそうです。
何でもこのコーヒーミル、
BARATZA社が5年の歳月を費やして開発したミルだそうです。
このミルの特徴は主に2つ。
①270通りの粒度設定
270通りの粒度設定が可能であるとのことです。
いや、ハイテクなのは十分わかるのですが。。。
そんなに要ります!?
そのうちこのマシンが普及しだすと、
「いやー、やっぱフレンチプレスは217番だよね。」
「それちょっと粗すぎない?私は189番くらいがいいな。」
とか言い出すのでしょうか。
ちょっと私にはついていけません。
10分の1の27種類でも十分な気がするのですが、プロの世界は違うのでしょうか。
②Bluetooth内臓
キーコーヒーの公式発表によると、
”Bluetooth接続による、コーヒー抽出液までの画一的なクオリティコントロールを実現します。”
とのこと。
うーん、抽象的すぎてさっぱり伝わりません。
もう少し調べてみると、ガジェット通信さんの記事を見つけました。
この記事によると、
”Bluetoothでつながっているのは、おおよそ、はかり、アプリ(スマートフォンなど)が主流です。これとミルが連動することで、粒度&グラム設定もでき、一連で抽出管理ができる! というものです”
Bluetooth内臓のミルやスマホアプリと繋がって、
粒度とグラム設定ができるといった感じでしょうか。。。
うーん、これって必要ですかね?笑
全自動のコーヒーメーカーであれば
Bluetoothと連動してカスタマイズした一連の動作を行ってくれる
というのは便利そうで納得いくのですが、
「Sette270W」は単なるミルですよね?
どんなにBluetoothで連動させても、コーヒーを淹れるのは人間なわけですし
その都度連動させて設定入れてるくらいなら、
メモ帳に書き留めて、淹れるコーヒーのグラム数に合わせて手動で設定したほうが早い気がするのですが
もっと魅力的な機能が内臓されているってことなんですかね。
人の手で淹れるハンドドリップは多少の誤差は許容されるべきものだと思いますし、それも楽しみの1つだと思うのですが、
本当に画一的なクオリティコントロールをしたいのであれば、
全自動のコーヒーメーカーを使うべきだと思います。
ですが、実際にどのように使われるかは非常に気になりますね。
店舗で使われ始めたら是非教えてください!!
キーコーヒーの記事はこちらです。
それでは、楽しいコーヒーライフを!